空き巣の手口はピッキング、サムターン回し、カム送り開錠などがあります。 今回、サムターン回しについて説明したいと思います。 サムターンというのは、ドアを閉めて内側からロックするときに回す、取っ手の近くにあるつまみのことです。 サムが「親指」、ターンは「回す」という意味で、サムでターンする錠ということです。 それを外側から、特殊工具を入れて、回して開錠することをサムターン回しといいます。 空き巣は、ドアスコープを壊し、そこから針金などの工具を差込み、手探りでサムターンを回して開錠してしまいます。 ドアについている新聞受けや、覗き小窓を破壊して、そこから手を入れてサムターンを回すという手口もあります。 手動ドリルでドアノブの横に穴を開け、そこから工具を入れ、サムターンを回す手口もあります。 ドアとドア枠のほんの数ミリの隙間からサムターンを回してしまう、手慣れた空き巣もいると言います。 開錠に5秒とかからない空き巣もいるとのことです。 ドアに傷もついていないため、鍵をかけ忘れたと思う被害者もいるくらい巧妙です。 ピッキングに強いシリンダー錠などを備えつけていても、まったく効果のない手口で、関東を中心に2002年ごろから、被害が広がっていますが、関西でも被害が急増しています。 最近では、サムターン回しで開錠し、部屋を荒らすことなく金品を盗み、その後、サムターンを逆に回して(逆サムターン回し)施錠し、逃走するという手口も増えています。 その場合、被害者が被害に気づかないままのこともあるとのことです。